冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。
朝起きて今日も生きていることに感謝するのは、特に冬には大切なことです。
暖房が効いている部屋から寒い外へ出たとき、急な寒さを感じると血圧は上昇しやすいです。
自宅で血圧を測る家庭血圧測定を行うことで、自分で健康管理を行うことができます。
長期的には、医療費の削減にもつながる可能性があります。
高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、普段症状がない人でも、高血圧を放置していると脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎臓病など命に関わる深刻な病気が起こることがあります。
家庭用血圧測定は、新型コロナのパンデミック時に注目され、自分で血圧測定ができれば健康管理がより行いやすくなります。
高血圧管理用アプリも登場しています。
家庭血圧の正しい測り方については、日本高血圧学会が公開しているパンフレット「家庭で血圧を測定しましょう」に詳しく書かれています。
例えば、トイレを済ませ、1〜2分椅子に座ってから測定することや、家庭用血圧計で135/85㎜Hg以上の場合、脳卒中や心筋梗塞にかかるリスクが2〜3倍に増えることなどが記載されています。
面白いですが、真剣に取り組むことが大切です。
健康管理を楽しみながら、冬の寒さに負けずに過ごしましょう。