スーパーで井村屋あずきバーを買いました。
帰宅後、さっそく一本食べましたが、昔からの味がまったく変わらず、懐かしい気持ちになりました。
井村屋あずきバーは、1973年に初めて販売されました。
井村屋は1963年にアイス事業を開始しましたが、当時は和菓子屋として認知されており、アイス市場に対して後発であったため、苦戦を強いられました。
しかし、「ぜんざいを固めてアイスにできないか」という発想から、あずきバーの開発が始まりました。
試行錯誤の末、1本に約100粒のあずきが均等に入ったあずきバーが完成したそうです。
あずきバーは、シンプルな素材を使用し、添加物を一切使わないことで、小豆本来の味わいを引き出しています。これがおいしさの秘密!
北海道産の小豆を使用し、品質の良い味を保つために、井村屋は自社であんこを加工しています。
このこだわりが、他社にはない独自の味わいを生み出しています。
あずきバーは、その硬さでも知られています。マジに固いです!
井村屋は、乳化剤や安定剤を使用せず、シンプルな素材をぎっしり詰めることで、結果的に硬くなっています。
過去には「やわらかあずきバー」も販売されましたが、ファンにとっては硬さも味の一部であり、売れ行きは芳しくありませんでした。
現在、あずきバーは日本全国のスーパーの9割で取り扱われており、世代を超えた国民的商品となっています。
2021年には年間販売本数が3億本を超え、井村屋の看板商品として愛されています。